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平和

2011年度平和カンパ報告~日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)~

2012年01月16日

イラク小児ガン、白血病支援

■ 実施 地域:イラク共和国、バスラ州 
■ 支援対象者:イラク共和国、バスラ子ども病院に通院中の特に経済的に困難な状況に直面している子どもたちとその家族

<背景と目的>

イラクでは、湾岸戦争とイラク戦争で使用された劣化ウラン弾が原因だと思われる小児がんの増加が見られます。しかし、国際社会は、戦争でサダム政権を崩壊させたものの、新しい政府の樹立に関しては、うまく行かず、保健行政は荒廃したままです。小児がんの子どもたちに対し、医療支援、教育の支援、精神的な支援、経済的支援を組み合わせ、ガンの子どもたちや家族が安心して治療を継続する社会作りを目指します。

<活動内容と成果>

 

1. 医療支援:抗がん剤を中心とした10000$/monthの医薬品供与をバスラ子ども病院へ
311震災後、イラクに対する募金は、減少していますが、9月30日現在滞りなく現地へ送金し、ローカルスタッフが医薬品の調達を行なっています。

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2. 院内学級の支援:病院内で授業を行い、子どもたちが治療後もスムーズに復学できるようにする。
白血病が治癒したザイナブという元患者をスタッフとして雇い、現在2クラスを運営しています。ザイナブは、今度はJIM-NETで働きながら勉強して9月から高校に進学することができました。 日本の震災のことを心配してくれる子どもたちも多く、絵や、手紙を院内学級で書いてくれます。

 

3. 精神的なサポート:ピクニックやワークショップを開催。ガンの生存者に加わってもらい、経験をシェアする
今年もサマーキャンプを行なう予定でしたが、日本側の震災のごたごたで中止せざるを得ない状況でした。 子ども達のピクニックを計画中です。

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4.貧困患者の通院費と、お金のかかる治療や検査などの一部治療費を負担
通院費に関しては、一ヶ月1000ドルの予算で、一人に付き50ドルを目安に支給しています。 今期は、6月に一名イランで放射線治療を受けさせました。

<その他>

バスラでは、2010年10月に、アメリカの支援で新しい病院が作られました。設計では、最新鋭の設備を備えた病院です。しかし、配管がうまくなされていないのか、下水が詰まってしまい、トイレの半分は使えない。最新の機材も、消耗品が入手できなかったり、メンテナンスが出来ないなど早くも行き詰っています。イラク戦争から8年経ちますが、サダム政権を崩壊させたものの、その後の政権が未だに不安定である事から、すべてがうまくまわらないようです。

 

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