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平和

2010年度平和カンパ中間報告~日本国際ボランティアセンター~

2011年01月12日

生活協同組合パルシステム東京の皆様、ご協力ありがとうございます。

以下、日本国際ボランティアセンター(JVC)の支援活動報告をいたします。
日本国際ボランティアセンターは、30年前のインドシナ難民支援から始まり、現在は、カンボジア、ラオス等での地域開発、アフガニスタン、イラクでの人道支援、調査研究・提言活動を行っています。例としてJVCは、日本政府のアフガニスタン支援は自衛隊派遣や軍事支援でなく、人道・復興支援に特化した支援を行うように継続的に政策立案者やメディア、一般市民に訴えています。

JVCアフガニスタン女性と子どものための地域保健改善支援事業概要

地図

支援事業内容について

(1)プロジェクト・サイトならび対象人数
アフガニスタン ナンガルハル県北東部の1郡シェワ郡:ジャララバード市から25km 21,000人

(2)背景並びこれまでの活動
アフガニスタン全国は5歳未満のお子さんのうち、5名に1名が病気で命をおとしています。また、アフガニスタンの東部地域にあるナンガルハル県は、医療水準が高いことで知られていますが、依然として都市部と農村部の格差は歴然としています。2004 年の統計にあるように人口1万人当たりの助産師数はジャララバード市では2.8人で翌年JVCが支援を開始した県北東部のシェワ郡では0.61人、医師の数は前者が6.34人で後者は0.61名という状況は依然大きな改善は今もみられません。

(3)活動の詳細
a) 伝統産婆へのモニタリング、キット配布
対象1地域ゴレークの伝統産婆12名に対し、出産介助キットの配布を3ヶ月ごとに配布しています。配布器材は以下の通り:脱脂綿、ガーゼ、包帯、絹糸、デトール(消毒液)、石鹸、カミソリ、爪切り、歯ブラシ、爪洗い用ブラシ、ORS(経口補液用粉末)、テトラサイクリン眼軟膏、シャンプー、鉄剤、歯磨き。
成果:これまでの継続的な支援の結果、ゴレーク村の伝統産婆とJVCの支援する診療所と連携が深まりました。伝統産婆が積極的にJVCの運営する診療所での出産前後の定期検診や出産を妊産婦に勧めるようになったことで、妊娠中の危険な兆候を早期に発見でき診療所対応ができないケースは街の病院に紹介することも可能になりました。そして、夜間の出産は伝統産婆が対応しています。
b)村の保健員へのフォローアップ、およびキット配布
2006年に養成した28人(女性14人、男性14人)のコミュニティ・ヘルスワーカー(CHW、地域保健員)を毎月訪問し、月例追加研修と薬品と外傷手当用品を含むヘルスポストキットを配布、キットの使用状況と患者への投薬活動の報告を受けています。また、男性は毎月、女性は3ヶ月に1度、JVCの医療スタッフと地域保健員がミーティングを行い、その時期に多い病気の対応についてアドバイスをして、地域保健活動を強化しています。村の保健員は地域で簡単な病気の対応、けがの手当てを日々行っています。
c)村の一般女性を対象とした母親教室
今年は約170名の村の女性を対象に、JVCスタッフと女性保健員が講師となる母親教室を以下のトピックで実施しています。伝染病にならないために「衛生」の大切さについて、マラリアってどんな病気?下痢は放っておいていいの?妊娠と出産について、家族計画について薬の良い点、悪い点。
成果:村の女性は、保健に関する知識がわかったと話しています。詳しい知識の変化は最終報告でお伝えする予定です。

jvc1
母親教室で使っているテキスト。授業のあと、家で色塗りをしてもらい、家庭のなかで習ったことを話し合ってもらっています。 母親教室の様子。

jvc2
村の保健員の自宅に集まった10名から15名の女性に対して、JVCスタッフと村の女性保健員が教えています。

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