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平和

2009年度平和カンパ使途報告~特定非営利活動法人 APLA(あぷら)~

2010年06月29日

特定非営利活動法人APLAでは、2009年度パルシステム東京平和カンパとしていただきました835,290円を、フィリピン・ネグロス島の子どもたちの教育および、2009年7月に設立した実習農場、及び農民学校の復興支援費として使用させていただきました。

①バランゴンバナナ生産者協会(BGA)奨学金プログラム
200,000ペソ(414,079万円)
バランゴンバナナ生産者組合は、20年前バランゴンバナナの民衆交易が始まったときからバナナを出荷している団体です。1993年後半に発生したバナナの病害により、地域のバナナがほぼ全滅し、最近まで収穫ができない状況でした。その間、協会のメンバーでは多様農業にも取り組み、野菜やコーヒーなどの共同出荷などを自分たちで運営しています。しかし、依然として子供たちへの奨学金プログラムは継続する必要があり、メンバーたちからも支持され、感謝されています。2008年10月には、これまで奨学支援をしてきた高校・大学卒業生、現在通学している子どもたちが、地域の青年部を結成しました。毎年夏に現地を訪問し、奨学生たちにも会いますが、この奨学金支援制度により勉強ができたことを心から喜び、これまでの継続した日本からのサポートに感謝を述べるとともに、自分たちの妹や弟も支援してほしいというコメントが寄せられました。 2009年度は、ハイスクールに通う(小学校を卒業してから通う4年間の学校で、日本の中学・高校にあたります)57人、及び大学生5人に奨学金が渡されました。

②実習農場・農民学校(カネシゲファーム・ルーラルキャンパス/KF-RC)復興のための支援
203,483ペソ(421,211万円)
2007年より、当団体の前身団体であった日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC)が支援してきた、フィリピン・ネグロス島の元砂糖キビ労働者たちが、農地改革によって土地を獲得した後、自分たちで野菜や多様な作物を栽培するようになりました。具体的には、3つの農民グループがNBAという農民ネットワークを形成し、自分たちの地域の取り組みに加えて、他の地域と連携した協同の活動ができないかを模索してきました。議論を進めた結果、将来、ネグロス島に農を軸にした地域づくり、地産地消を広めていくためには、もっと学びたいことがある、またそれを次世代と一緒に行うことで、地域内での継続性を深めるため、農民学校、農業技術普及センター、青年たちが農業を学ぶための実習農場などの取り組みを行うことになりました。かつて、ネグロス島で有畜複合農業を目指すため、カネシゲファームが設立され、その後実験農場として使われていましたが、そこの農場を農民グループが借り受け、新たにルーラル・キャンパスとして再出発しました。ここで何よりも大切なのは価値観作りです。もともと砂糖労働者が多いネグロスでは、農で生きていくこと、農民であることの誇りを持つことが困難な現状があります。自分たちは貧しいから農民をやっているんだという考え方を改めていくことがまずは第一歩だと考えています。

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