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平和

ミャンマー・サイクロン被災者支援カンパ使途報告~ピースウィンズ・ジャパン~

2010年01月18日

ミャンマー・サイクロン「ナルギス」被災者支援にかかる報告書

2010年1月

2008年5月2日・3日にミャンマー沿岸部を襲ったサイクロン「ナルギス」は、死者・行方不明者14万人、被災者240万人という大きな被害をもたらしました。被災直後より、ミャンマー国政府や、ミャンマー国内の寄付者の他、国連機関、ASEAN諸国をはじめとする各国政府、および国際NGOによる緊急支援が、さまざまな分野で展開されました。 ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、被災直後の5月11日に、被災状況を確認し、支援実施の可能性を探るためスタッフを現地に派遣しました。ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)と協力して支援を行う体制を固め、5月末には第2陣スタッフがミャンマー入りし、最大都市のヤンゴンに事務所を開設しました。

[緊急生活物資の配給]
最も大きな被害を受けたのは、多くの河川が海に注ぐ沿岸部の低地(デルタ地帯)。ここに住む被災者を対象に緊急生活物資の配給を行い、台所用品や、インスタント麺や豆などの食品、Tシャツなどの衣類などを配布しまし た。また、学校の生徒に、鉛筆、ノート、制服も配りました。2008年8月末までに、ディディエ、ピヤポン、ボガレ、ラビュッタの4地区で10,000世帯への物資配給を完了しました。

緊急生活物資
(C)Peace Winds Japan

[地域インフラの修復と収入機会の提供]
地域の農業や漁業への被害は大きいものでしたが、サイクロンの被害で最も生活が苦しくなったのは、これまで農業、漁業に従事することで、労賃を得ていた人びとです。
彼らは、サイクロン後は収入の道がほとんどない状況が続いていました。そのため、PWJは9月から、村人が作業に参加する形で、村の道路や船着場などを修復する事業を始め、限られた期間ながら、彼らに収入の機会を 提供することができました。
2009年3月までに6つの村で、道路、船着場、橋などの修復を完了しました。

道路
(C)Peace Winds Japan

船着場
(C)Peace Winds Japan

橋
(C)Peace Winds Japan

また、2008年12月には、2つの村で学校の修復を始め、地元の大工チームを活用し、2009年2月までに2校(3教室1校、2教室1校)が完成しました。

学校1
(C)Peace Winds Japan

学校2
(C)Peace Winds Japan

また、PWJは、農地を持たない人びとの暮らしをさらに支援するため、各家庭に子豚を配布し、飼育させ、将来の収入源につなげることを目的に、2009年2月に157匹の子豚およびえさを配布しました。

子豚
(C)Peace Winds Japan

[人びとの心を支える僧院の修復]
被災者支援を締めくくる事業としてPWJが手がけたのは、建設途中にサイクロンで崩壊した、村の僧院の修復でした。僧院は、信仰心の強いミャンマーの人びとにとって「心のよりどころ」です。2009年3月から建設を開始した僧院は、7月下旬に完成しました。
また、村にこうした強固な建物ができたことで、万一、別のサイクロンが村を襲った場合には、避難所として村人が身を寄せることができます。

僧院
(C)Peace Winds Japan

以上

 

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