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平和

2008年度平和カンパ使途報告~「ネグロスのこどもたちの奨学金」支援報告書~(特定非営利活動法人APLA)

2009年07月02日

特定非営利活動法人APLA/あぷらでは、パルシステム東京平和カンパ金を、フィリピン・ネグロス島のバランゴンバナナ生産者協会(BGA)の子どもたちへの奨学金と、農民グループの活動支援金として使わせていただきました。

BGA青年部
BGA青年部のメンバーたち/(C)APLA

組合員の皆様にも“マイキッチン”“YUMYUM”“KINARI”でおなじみのバランゴンバナナではありますが、その生産者団体のひとつBGAでは、1993年にバナナの病害が地域へと広がって以来、バナナが全滅し、バナナの収穫ができませんでした。そのため、APLA/あぷらの前身団体である日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC)の時から、BGAの子どもたちへの奨学金支援をスタートし、2008年度は、高校生64人、大学生5人に奨学金が渡されました。
2008年10月には、これまで奨学支援をしてきた高校・大学卒業生、現在通学している子どもたちを中心に40名が、BGA青年部を結成しました。村の若者たちの間でも地域の農業とBGAに貢献することを確かめ、代表選挙も行われました。メンバーは学校や仕事で忙しいこともあり頻繁な活動はできませんが、農村・地域・農業で生きるという“価値観”づくりを、ワークショップなどを通じて行う予定です。現在、フィリピンでは学校を卒業しても就職難で職につけない、短期契約でしか町での仕事がとれない、などの問題があります。そんな中、村でも農業で生計が立てていけるような地域づくりを目指すBGAでは、若者の取り組みにも期待が寄せられています。

ネグロスの農民たち
ネグロスの農民たち。畑を訪問しあい、交流も進めています。/(C)APLA

フィリピン・ネグロス島では、長年砂糖労働者であった人たちが、自立した農民を目指し、自分たちで多様な野菜や米作りを始めてきました。現在、APLA/あぷらとつながるBGAを含めた3つの農民グループが、自分たちの地域での農業や活動に加えて、他の地域の農民とつながり連携した協働活動ができないかと話し合いを進めてきました。そこで話し合われた「私たちのやりたいこと」である農民学校、若者たちが農業を学ぶための実習農場、適性農業技術の普及センターなどの具体的な取り組みが2009年7月からスタートします。こういった農民たちの活動の支援にも、皆様からの平和カンパを使わせていただきました。

青年部の発足や、農民たちの新たな活動が進められることも、これまで継続して組合員の皆様が平和カンパを通じてご支援してきてくださったからです。そのことに心より感謝申し上げると共に、ネグロス島の子どもたちからの学ぶことへの喜びと感謝の気持ちをあわせてお伝えしたいと思います。どうもありがとうございました。

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