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平和

2008年度平和カンパ使途報告~「アフガニスタンの水路建設」報告書~(ペシャワール会)

2009年07月20日

2003年3月に着工した全長24キロメートルの農業灌漑用水路は、最終目標のガンベリ沙漠への送水が始まり、完成を目前にしています。

この用水路は日本の伝統工法である柳枝工と蛇籠工で造成され、水路沿いには約17万本の柳をはじめ約20万本が植樹されました。この護岸のための柳はかなり大きくなっています。

アフガニスタンの水路建設
(2009年4月22日撮影)

アフガニスタンの水路建設 アフガニスタンの水路建設
写真左 2005年5月23日の水路H地点スランプール
右 2009年4月23日の同じ地点

水路到達地点の約200ヘクタールには120家族約1500人が住む自立定着村が拓かれ、これまでに培った水路補修の技術を持った職能集団として機能していく予定です。また、ガンベリ沙漠には砂防林のために在来種であるガズ(イトスギに似たマツ科の植物)12000本、クワ2000本以上が植林されました。

アフガニスタンの水路建設
幅50~100m、3.5kmにわたり植樹し活着したガズ

アフガニスタンの水路建設
ガンベリ沙漠に砂防林として植樹される「ガズ」の苗木

ダラエヌールでの昨夏のワーカーの伊藤さんが凶弾に倒れた後、農業計画は終わったという印象をお持ちの方もいらっしゃいますが、実験農場での成果は自立定着村に引き継がれていきます。この自立定着村は開墾地も確保し、農業で生計を立てながら大きな試験農場としても機能していきます。

マドラサ(現地の伝統的な寺子屋式教育機関及び、地域の寄り合い所もかねるセンター)とモスクはまだ完全に出来たわけではありませんが、5月11日に体験入学式を行ないました。9月には正式開校しますので、地域住民から期待されています。

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