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生協からのお知らせ

ほんもの実感 「産直カフェ 牛肉を学ぼう!!コア・フード牛生産者のこだわりと10年後のビジョンについて」開催

2017年10月26日

コア・フード牛TOP

  パルシステム東京は9月15日(金)、新宿本部で「産直カフェ 牛肉を学ぼう!!コア・フード牛生産者のこだわりと10年後のビジョンについて」を開催しました。パルシステムのトップブランド「コア・フード牛肉」の産直産地「合名会社 宮北牧場」の取り組みについて学び、パルシステムの牛肉への理解を深めました。

  

事前登録して牛肉を購入する仕組み「コア・フード牛肉」

 

  牛は繁殖から出荷するまで約4~5年かかります。生産者が4~5年先に出荷する牛の生産に安心して取り組むためには、消費量の見込みも安定していなければなりません。
  パルシステムの「コア・フード牛肉」では自動継続の事前登録制度を導入し、牛肉の各部位をバランスよく消費して、安定・継続的な牛肉生産を支えています。
*「コア・フード牛肉」は現在新規募集を停止しています。新規募集再開時期は未定ですが、産地における牛の生育と出荷状況に応じて新規募集を再開する予定です。

 

宮北牧場について

 

  今回の「産直カフェ 牛肉」は、北海道ノーザンび~ふ産直協議会「宮北牧場」から宮北  輝さんを講師にお招きしました。

 

牧場1

宮北牧場での放牧のようす(北海道北広島市)

 

講師宮北さん

「祖父の代からの伝統を大切にしながら、新しいことに
チャレンジしています」(宮北牧場の宮北   輝さん)

 

  宮北牧場は、北海道北広島市にある「コア・フード牛肉」の生産地の一つです。
  昭和36年にアンガス種20頭を導入し事業を開始。北海道のアンガス牛の普及に携わってきました。
  牧場の面積は牧草地70ha、飼料用のデントコーン圃場16haを所有しています。 アンガス繁殖牛(母牛)約50頭に基づく一貫生産と、繁殖・育成後のアンガス素牛を約25ヶ月齢まで肥育し、出荷する事業を行っています。
  牛の飼育では配合飼料を使わず、宮北牧場で栽培しているデントコーン、牧草、近隣食品工場などから導入された食品副産物(ボイルポテト、おから、ビールかすなど)など、国産100%の飼料を利用します。
  繁殖は牧草地での自然交配で1年1回のお産で1頭を出産。また子牛は放牧され、母牛のそばで母乳を飲んで育ちます。自然のサイクルに逆らわない出産、子牛の育成を心がけています。

 

親子1

牧場で育成される牛の親子

 

日々チャレンジし続ける、宮北牧場の牛の生産

 

  講師の宮北さんは、ご自身の仕事について次のように話しました。
「われわれ生産者は産地で牛を生産することだけが目的ではありません。どうしたら消費者に興味をもってもらえるか、生産者が何をやっているかわかってもらえるか、どうしたらもっとコア・フード牛肉を食べてもらえるか。そのためにどんなことをしなければならないか、それをいつも考えています。
  そんな私にとって、きょうの学習会はとてもいいチャンスだと思って話しています。

牛の生産は、1年に50頭出荷するために、200~300頭の牛を抱えます。その牛たちを国産100%飼料で、牛にかかるストレスをできるだけ少なく飼育して出荷、安心・安全な牛肉を消費者に提供するために、日々試行錯誤を繰り返しています。

  子牛は5月に一斉に産まれますが、出荷は毎月のことです。出産リスクもあり、個体の成長ももちろんバラバラなため、調整も難しいのです。でもわれわれは自然のサイクルに逆らわない出産、育成を心がけています。そして母牛と子牛は牧場で一緒に暮らし、好きなときに好きなだけ母乳を飲んでいます。いい母牛は、いい子牛を育てます。

  以前台風が上陸した際に、宮北牧場で牛の飼料用に栽培しているデントコーンが全滅した年がありました。2011年の原発事故の後には、東北の和牛がセシウムに汚染された藁(ワラ)を食べたために、個体から放射性物質が検出された報道もありました。飼育日数の長い肉牛にとって、出どころがわかる安心・安全な飼料を与えなければ、肉や脂に蓄積され、このような問題が起きる可能性があります。きょう(9/15)も大きな台風が北海道に上陸するとの予報があり、今農作物がとても心配です。 自然の恵みも、53年の歴史もたった1日で脅かされるのが畜産です。 配合飼料を使えば楽に、少しで栄養を摂らせることができます。でも、われわれは使いません。飼料に抗生物質を混ぜることもしません。」

 

宮北さん2

 

いいところも悪いところも組合員に全部わかるのがパルシステムのコア・フード

 

  「ちまたにある少しこだわった商品であっても、わかるのは生産者の顔写真と生産地くらい。コア・フードの取り組みのいいところは、産地のいいところも、悪いところも組合員に全部わかることです。また、組合員の意見や感想も私たちに返ってきます。」

  「コア・フードの取り組みは確かに大変です。手間もかかります。やっぱり難しい、やっぱりできなかったと失敗に終わるかもしれません。でもわれわれがなぜチャレンジするのか。もちろんパルシステムとの約束があります。でもそれだけではなく、口にしたものはその人の体をつくるからです。そしてその人の子どもに、また子どもにと代々受け継がれていくからです。
そしてもう一つ、偽装、BSE、セシウムなど、牛肉にはいろいろなことがありました。牛肉の信用を取り戻す。これからも消費者のことを一番に考えてコア・フードの取り組みを続けていきます。 私が父から引き継いだように、今年12歳の次男が私の取り組みを続けていってくれます。みなさん、宮北牧場をこれからも見続けていてください。」

 

講座風景    牛肉

コア・フード牛肉の試食。「くどくなく、野菜を食べているようなさわやかな味」との感想も

 

参加者アンケートから

 

「厳しい環境の中で、おいしい牛肉を届けてくださるために難しい条件をクリアにしていることがよくわかりました。」
「宮北さんの熱い思いが伝わってきて、感動しました。」
「牛肉の品種や特徴を学べてよかったです。」
「こんなにさっぱりした、おいしいお肉を食べたことはありませんでした。コア・フードのお肉のすごさを感じました」
講座のあと、参加者からはこのような感想が聞かれました。

 

産直カフェ 今後の予定

 

  2017年度の産直カフェはあと2回。ぜひご参加ください。 詳細は決まり次第ホームページ、週刊WITH YOUなどでお知らせしています。

11/22(水) 産直カフェ4「くだものを学ぼう~小田原ジョイファーム」

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