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生協からのお知らせ

牛海綿状脳症対策基本計画の全部変更案に関する意見書を提出しました。

2015年11月04日

11月4日(水)、パルシステム東京は、農林水産省による「牛海綿状脳症対策基本計画の全部変更案」に対し、パブリックコメントを提出しました。病原体が微量でも感染性があり、治療法が見つかっていないBSEに関して、さらに研究を進め、対策を改善することを求めます。

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2015年11月4日

農林水産省消費・安全局、厚生労働省医薬・生活衛生局 御中

牛海綿状脳症対策基本計画の全部変更案に関する意見書

生活協同組合パルシステム東京

理事長   野々山 理恵子

  私たちパルシステム東京は、「『食べもの』『地球環境』『人』を大切にした『社会』をつくります」を理念に、約45万の組合員が安心で安全な生活を願い活動をすすめている生活協同組合です。パルシステムでは生活者(消費者)のくらしと健康を守るために、生産者とともに食べものの安全性にこだわり、産直運動をすすめ、日本の食料自給率向上を目指しています。

  BSEに関しては、病原体が微量でも感染性(伝達性)があり、治療法が見つかっていないことなどから、依然として食の安全安心に関わる重要事項と私たちは捉えています。国内では防疫対策が一定の成果を収め、新たな発生が確認されていないとは言え、不安要素は残っており、発見されてからの時間と潜伏期間の長さとの関係で十分に解明が進んでいないので、現在の知見の不確実性を踏まえた安全側の対策が採られるべきと、私たちは考えます。BSEに関して研究を進め、対策を改善していかれるよう、以下要望いたします。

 

 記

(1)非定型BSEの伝達性について

  「研究の推進」で非定型BSEの伝達性の解明が触れられていますが、引き続き研究を重ね、慎重に検討が行なわれることを要望します。ヒトに対する伝達性は確認困難と考えますので、伝達性があることを前提とした対策を要望します。

(2)非定型BSEの検査について

  現在のBSE検査は検査部位などについて非定型BSEを検出する適切な方法とは言えません。「研究の推進」で非定型BSEの検査について研究し、できるだけ早く実用化するよう要望します。「BSEの発生の確認までの措置」として、非定型BSEが検出できる方法で、若齢牛を含めて死亡牛や症状牛の検査を実施することを要望します。

(3)外国のリスク評価について

  BSEの発生が認められながら十分な飼料規制が取られず、また野生鹿類にプリオン病が蔓延しているなどの不安要素のある米国に関して、リスクが低いと評価されて輸入条件が緩和されていることは遺憾です。非定型BSEの評価によっても、同国のリスク評価は大きく変わると考えられます。「輸入検疫措置」に関して、新しい知見を踏まえて引き続き評価を実施することを要望します。

以上

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「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした社会をつくります
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