1. ホーム
  2. 生協からのお知らせ
  3. 政府や自治体による検査の補完として、パルシステムでは牛乳、卵、肉等を中心に自主検査を行っています。 その結果をお知らせいたします。・・・【続きを読む】
生協からのお知らせ

政府や自治体による検査の補完として、パルシステムでは牛乳、卵、肉等を中心に自主検査を行っています。 その結果をお知らせいたします。・・・【続きを読む】

2011年05月30日

5月30日(月)パルシステム東京は環境省に対し『遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物多様性の確保に関する法律に基づく第一種使用規程(ユーカリ、イネ)の承認申請案件に対する意見書』を提出しました。

パルシステム東京では、NON GMO推進及び、生物多様性確保の立場から、承認されることがほぼ決定している申請への意見募集ではありますが、主食であるイネの遺伝子組換えについてパルシステムのスタンスを表明することは重要と考え、意見書の提出を行いました。

パルシステム東京では、今後も遺伝子組み換え作物栽培について反対する取り組みを進めてまいります。

意見書「遺伝子組換え使用による生物多様性確保~意見・情報の募集」に対する意見書 .pdf

 


2011年5月30日

環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室 御中

生活協同組合パルシステム東京
理事長  吉森 弘子

 

遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物多様性の確保に関する法律に基づく第一種使用規程 (ユーカリ、イネ)の承認申請案件に対する意見(案)

 

 

私たちパルシステム東京は『「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした「社会」をつくります』を理念に掲げ、食の安全と環境を特に大事にしてきた約40万人の組合員を擁する生活協同組合です。今回隔離ほ場での栽培等に関して承認申請されている遺伝子組換えですが、私たち消費者は次世代に対して絶対の安全性が確保されていない技術が広まる事は大いに不安です。主食であるイネの遺伝子組換え栽培を認めることは、在来種との交雑影響も多大となり、一度交雑してしまうと交雑種を環境中から排除するのはほぼ不可能です。また、花粉症は多くの方々が患っていることを考慮しても、主食であるイネが治療用に安易に使用されることについても賛成できません。
下記の4点について、独自に再評価することを要望します。

- 記 -

1.科学的に納得できる安全性評価を行なってください
今回はスギ花粉症治療イネということですが、治療用という基準があいまいです。遺伝子組換え作物の安全性に不安を持っている消費者にとって、生命に関わる医薬品開発という名のもとに治療用として開発される作物の安全性には一層の不安を抱きます。科学的にも納得できる安全性評価が必要です。また、治療用としての基準を消費者に明確に示してください。

2.より多くの生体について、遺伝子組み換え作物を摂取した際の影響評価も行ってください
遺伝子組み換え作物を作る際には、それを摂取するのは人間だけではありません。環境中には微生物や、昆虫、鳥獣動物たくさんの生物がおり、そのすべてが相互に影響し合って人間の生活に結びついています。食物連鎖は大変多くの生物のつながりで成り立っており、その上位にいる人間への安全性を評価する際に、遺伝子組み換え作物と上位動物の安全性を評価するだけでは不十分です。その底辺を支えているたくさんの生物への影響を多様に調査研究し、そのデータを総合的に評価してください。吸汁昆虫は隔離ほ場に来訪するものに限定的であることから、生物多様性影響は生じるおそれはないと判断していますが、限定的の絶対はありません。

3.医薬品開発について慎重な対応を要請します
アレルギーの減感作療法はアナフィラキシー(急性アレルギー反応)・ショックを起こす危険も含んでいる為、使用に関しては医師の指導の下で行なう必要があります。また治療に使用する食品は医薬品として扱われるべきと考えます。その為、在来種のイネと交雑した場合、知らないうちに主食として安易に摂取する事に繋がり、多くの人が危険にさらされることとなります。安全性が確保できていない遺伝子組換えに反対ですが、医薬品として主食である米に導入する事については再度慎重な検討を求めます。

4.生物多様性影響の評価方法の変更を要請します
報告書(審査の概要)の第二項目ごとの生物多様性影響の評価について
調査対象の範囲が限定的であるため、生物多様性への影響がないとの判断には疑問が残ります。生物多様性に関わるものは目に見える動植物だけではありません。大気や土壌、水中に含まれる微生物に対する影響も調査し評価する事を要請します。 また、2.有害物質の産生性において昆虫等の影響については完全に否定出来ない点と隔離圃場に来訪する限定的である旨記述されていますが、影響があった昆虫が移動することについて考慮されていません。ウンカやカメムシ類は行動範囲も広く、交雑によって遺伝子汚染等の影響が生ずる可能性も否定できませんがその点も調査されておりません。申請者の資料だけで審査するのでなく、貴省が主体性を持って、名古屋・クアラルンプール補足議定書を考慮して調査・審査されることを望みます。

以上

ページの一番上へ

「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした社会をつくります
〒169-8526 新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿