1. ホーム
  2. 生協からのお知らせ
  3. 農林水産省に対し『遺伝子組み換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に対する意見書』を提出しました
生協からのお知らせ

農林水産省に対し『遺伝子組み換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に対する意見書』を提出しました

2011年06月13日

6月13日(月)パルシステム東京では、NON GMO推進及び、生物多様性確保の立場から、農林水産省に対し『遺伝子組み換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に対する意見書』を提出しました。

化学肥料や農薬、遺伝子組換え技術などを用いない「有機農業」を推進するために、2006年12月に施行された有機農業推進法の意義に反することからも、国の施策に一貫性が見られず、企業の利益のみに重きを置いた安易な承認といわざるをえません。菜種の例をとっても、管理の不備も含め、遺伝子組換え作物の自然界への影響は予測不可能といえます。そのため、意見書を提出しました。

パルシステム東京では、今後も遺伝子組み換え作物栽培について反対する取り組みを進めてまいります。
遺伝子組換えナタネ・トウモロコシ意見書.pdf


農林水産省 消費・安全局農産安全管理課 御中

2011年6月13日

生活協同組合パルシステム東京

理事長  吉森 弘子

遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に対する意見

私たちパルシステム東京は『「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした「社会」をつくります』を理念に掲げ、食の安全と環境を特に大事にしてきた約40万人の組合員を擁する生活協同組合です。今、日本は東日本大震災復興に注力している一方で、隔離ほ場での遺伝子組換え作物の栽培等に関して承認申請がされています。大陸にある国では隣国で遺伝子組換え技術が使用されると、意には無関係に遺伝子組換えに汚染され、遺伝子組換えでない作物を作る事が難しくなっています。その点日本は島国であるため、自国独自の品種を守る事が出来るという恵まれた環境にある国です。消費者は遺伝子組換え作物は望んでおらず、その技術が広まる事に大いに不安を抱いています。 パルシステムでは菜種油の原料となるナタネについては100%遺伝子組換えでないものを商品として組合員にお届けしています。また家畜の飼料についても遺伝子組換えでないトウモロコシを輸入したりして、できるだけ遺伝子組換えでない物を選択しています。 今回、下記の3点の理由で承認の中止を求めます。

- 記 -

1.科学的に納得できる安全性が確保されていません
遺伝子組換え技術の安全性は実質的同等性という安全評価で行なっています。これは遺伝子組換え作物と元の作物を、姿・形・主要成分・性質などで比較し、ほぼ同等とみなす事が出来ればその作物の安全性は元の作物と同等であるという考え方です。遺伝子組換え作物を作る時、元の遺伝子の何処に組み込まれたかは運まかせで確認もできないため、有害成分が出来ている可能性もあります。また、動物実験もほとんど実施されていません。科学的にも納得できる安全性評価を行なってください。

2.環境への影響が心配です
遺伝子組換え作物と雑草との交雑、殺虫成分や抗菌成分による生態系への環境影響などが懸念されています。ひと度遺伝子組換えが広がってしまうと、もう二度と取り戻す事は出来ません。日本の島国独自の価値を創出できる環境を守ることを望みます。

3.多国籍企業による種子の独占の心配があります
遺伝子組換え作物の種子は一代限りのもので、除草剤とセットで販売されます。この仕組みは巨大バイオ企業による独占に繋がります。日本の種子を海外の企業に独占されると、将来の日本の農業を守る事が出来ません。種子の独占を推進する仕組みには断固反対します。

以上

ページの一番上へ

「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした社会をつくります
〒169-8526 新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿