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生協からのお知らせ

税金の無駄遣いでは? | 「健康な食事」の食事パターンに関する基準及びマークの運用について(案)についての意見書を提出しました。

2015年02月11日

パルシステム東京は2月11日(水)、厚生労働省に対して、「健康な食事」の食事パターンに関する基準及びマークの運用について(案)についての意見書(パブリックコメント)を提出しました。

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2015 年2 月11 日

厚生労働省健康局がん対策・健康増進課栄養調査係御中

 

「健康な食事」の食事パターンに関する基準及びマークの運用について(案)についての意見書

生活協同組合パルシステム東京

理事長  野々山 理恵子

  私たちパルシステム東京は、「『食べもの』『地球環境』『人』を大切にした『社会』をつくります」を理念に、約44 万の組合員が安心で安全な生活を願い活動をすすめている生活協同組合です。パルシステムでは生活者(消費者)のくらしと健康を守るために、生産者とともに食べものの安全性にこだわり、産直運動をすすめ、日本の食料自給率向上を目指しています。

  国民の健康増進を考える上で、食生活の改善はもっとも大切なことです。食生活の欧風化、若年層などに自ら食事をつくることが減って食生活の乱れにつながっていることは、誠に憂慮すべきことと考えます。今回提案されている制度は、食生活の改善に役立つとは私たちは考えませんので、以下の通り意見を提出します。

(1)本制度の必要性を見直してください

  政府は食育基本法を制定し、「食育推進基本計画」を策定して食育を推進しておられます。さらに本制度をつくることは屋上屋を架することであり、税金の無駄遣いと考えます。案では食生活指針や食事バランスガイドなどによる食生活の改善が図られないように書かれていますが、若年層に外食や弁当などの利用が多いことを放置してマークをつけることで問題が解決されるとは考えられません。学校教育、家庭教育、マスコミ等の情報提供の中で、食生活指針を活かしていくことが必要と考えますので、この制度の創設には反対です。

 

(2)本来の食育を推進してください

  食品はそれぞれに栄養素を有し、バランスよく摂ることが望ましいことです。本制度により食品の性質を表示するまでもなく、穀物、魚、肉、野菜等の区別は消費者にも容易なことです。問題は消費者がどのような食生活をするかということです。

  本制度による表示(「健康な食事」の普及のためのマーク)は偏った食事であっても健康的な食事と誤解させるおそれがあります。ファストフードやコンビニ弁当などの多用による食生活の乱れや欧風化などを是正し、日本型食生活へと導くことこそ求められるところと考えます。本制度はとりやめ、本来の食育とそれに沿った外食産業・小売業等の指導を要望します。

以上

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「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした社会をつくります
〒169-8526 新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿