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生協からのお知らせ

再稼働ありきの審査書案の撤廃を求め、「関西電力株式会社高浜原子力発電所3号炉及び4号炉の発電用原子炉設置 変更許可申請書に関する審査書案」に対するパブリックコメントを提出しました。

2015年01月15日

1月15日(木)、パルシステム東京は、原子力規制委員会が募集したパブリックコメント「関西電力株式会社高浜発電所3号炉及び4号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案に対する科学的・技術的意見の募集について」に対し、集中立地のリスクを検討しないなど、福島第一原発事故の教訓が活かされていない審査書案を撤廃するよう求める意見書を提出しました。

pdf意見書


原子力規制委員会   委員長

田中   俊一殿

 

「関西電力株式会社高浜原子力発電所3号炉及び4号炉の発電用原子炉設置

変更許可申請書に関する審査書案」に対する意見書

 

2015年1月15日

生活協同組合パルシステム東京

理事長   野々山 理恵子

 

  私たちパルシステム東京は、『「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした「社会」をつくります』を理念に掲げ、約44万人の組合員を擁する生活協同組合です。

  2014年12月17日、原子力規制委員会は、関西電力高浜原発の新規制基準適合性審査に関し、合格通知にあたる審査書案を提示しました。
  その記者会見で、重大事故対策調査官から原発が集中立地する高浜原発で、仮に同時多発的に原発事故が起きても、プラント単位で事故は収束でき、集中立地のリスクを検討する必要はないとの見解が示されました。
  しかし、東京電力福島第一原発事故は、複数のプラント事故でありその教訓を活かす対策は審査に反映されていません。
  また、同県南部には高浜原発から二十キロ圏内に関電の大飯原発、五十キロ圏内に美浜原発、外には日本原子力発電の敦賀原発があります。核燃料がある限り地震などで同時に事故が起きる可能性もありますので避難計画も審査の対象として原子炉設置許可申請書の適合審査をすべきです。

  福島第一原発事故のような世界的に大きな影響を与える過ちを二度と繰り返さないため、再稼働ありきの審査書案は撤廃し、以下を実行するよう求めます。

 

  1. 東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束を優先するべきです。

    「ある程度の原因究明はできている」と田中俊一原子力規制委員長は述べていますが、地震が原因である可能性の追求は行われていません。原子力規制委員会は、東京電力福島原子力発電所の事故原因の調査と何よりも事故の収束こそ、最優先で取り組むべきです。

  2. プルトニムMOX燃料は使用すべきではありません。 

    高浜原発は、ウラン燃料用に設計された原子炉です。プルトニウムがあらかじめ入っているMOX燃料を使用すると事故のリスクが高まります。また、プルトニウムMOX燃料であると被害が拡大する恐れがあります。プルトニウムMOX燃料の使用を中止してください。

  3. 事故時の住民の避難計画を審査対象にすべきです。

    田中俊一原子力規制委員長は「避難と基準は車の両輪」と言いながら、避難計画については審査の対象外になっています。避難計画の了承機関である内閣府では「審査」は行っていません。避難計画についても、再稼働審査の中できちんと公開で審査を行ってください。

以上

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