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生協からのお知らせ

被災地・被災者を忘れない!東松島市仮設住宅夏祭り支援に22名の組合員が参加しました。

2014年08月01日

被災地・被災者を忘れない!

7月26日(土)~27日(日)、宮城県東松島市の「ひびき工業団地仮設住宅」の夏祭り支援と、被災地の現状を学び、今後の支援活動に生かすための視察企画「宮城県東松島市仮設住宅夏祭り支援ツアー」を開催しました。

パルシステム東京では、2011年度に、組合員と役職員が協力して東松島市の仮設住宅で「パル・パラソルカフェ」(傾聴ボランティアとカフェの提供)による被災者支援を行ないました。また、2013年度には、パル・パラソルカフェ参加者が、再び仮設住宅を訪問し、被災地の現状や、今必要としている支援について生の声を聞いてきました。

これらの活動を通じ、今回は、仮設住宅の自治会から「夏祭り」への出店とお手伝いの相談を受けて企画。61名の応募者の中から抽選で選ばれた22名の組合員が参加しました。

 

26日(土)夏祭り支援

流しそうめん

パルシステム東京は、「流しそうめん」と「フランクフルトの販売」を出店。流しそうめんは25mと23mの2レーンを準備。そうめんは本企画に賛同してくださった日東富士製粉株式会社様(パルシステム取引先)が無償で提供してくださり、仮設住宅の方をはじめ、他のボランティア団体の方たちにも好評でした。また、自治会出店の「焼きそば」「焼き鳥」などで、焼き手や販売のお手伝いをしました。また、夏祭り終了後は、集会室で交流会を開催。膝をつき合わせ、避難者の声に耳を傾けました。

焼きそば
フランクフルト
よさこい
交流会

 

27日(日)南三陸町スタディーツアー

南三陸町で、震災当時から今、そしてこれからのことについて、様々な方から話を伺いました。

■いくら技術が進歩しても自然が許してくれる範囲でしか私たちは生きていけない-語り部ガイド 後藤さん

語り部後藤さん

防災庁舎は、地域住民や地元議員も反対したが予算の都合で過去に津波が押し寄せた場所に建ってしまった。堤防への過信、油断も含め、人災と言える部分も少なくない。縄文人は高台に住んでいたことがわかっています。これは海、津波の恐ろしさも知っていたからではないかと思います。歴史に学ぶことができなければ、今回の震災で亡くなられた多くの尊い命が無駄になってしまう。

南三陸町防災庁舎跡震災前、2年掛けていた牡蠣の養殖が、1年で同じ大きさに育って、みんな驚いた。調べてもらったら、津波が沿岸のヘドロやゴミを全て洗い流していったことで、海が50年若返ったとのことだった。津波は私たちから多くのものを奪っていったが、もたらしたこともあった。結局のところ、私たちはこの海に生かされているということを、そして、今一度、生きるということはどういうことかを考えなければならないと思う。

 

■循環型の自立した地域経済をつくっていくことが、復興、そしてこれからの日本には必要-三陸さんたろ(復興住宅 板倉の家):清水さん

清水さん

本来「水があり食料の生産ができるところ」に人間の営みがある。しかし、今地方は過疎化が進み、都市にばかり人口が集中している。東京を基準にした経済では、全国のほとんどの地域に人は住めなくなる。

三陸さんたろ(復興住宅 板倉の家)

被災地の復興にも、これからの日本にとっても、それぞれの地元の資源を礎にした、循環型の自立した地域経済をつくっていくことが必要です。この板倉の家は、地元の資材でできています。南三陸は漁業が中心だが、豊かな森もある。今は漁業を中心に復興がすすんでいるが、林業も復興させなければならない。国内木材をもっと使うことで、それはかなっていきます。

 

■神さまがくださった役割-農漁家レストラン松野や:松野さん

松野や

南三陸の病院に入院している時に被災して、ギリギリのところで命を拾った。神さまが、まだやることがある、って言っていると私は受け止めた。南三陸の商品を仙台に売りにいった時、多くの人に励まされた。一方で、南三陸での拠り所をなくしたとの声も聞いた。このお店は、拠り所になれる場所を、と思って始めた。パルシステムのおかげで、思いがけずこんなに立派な食堂を建てることもできて、これからもがんばって復興の一助を担いたい。

 

■地域の産業を応援してくださるのが、これから一番の支援-たみこの海パック:阿部さん

たみこの海パック

震災直後、道路が遮断され孤立してしまった。自衛隊が入るまでの間、近所の住人で力を合わせ、流されてきた魚を集めたり、冷凍冷蔵庫から食べられるものを取り出したりして、命をつないだ。地域の復興の一助になればと、南三陸の海の幸を全国に届けることを起業しました。現地に足を運んで、買い物をして、地域の産業を応援してくださることが一番の支援です。これからも、ぜひ南三陸に足を運んでほしい。

阿部さん

震災の時は漁に出ていて、沖出し(沖に向かって船を逃がす)ができたので、この地区では自分の一隻だけが津波で壊されなかった。沖に出て振り返ったらいつもは陸地が見えるところに白い波がナイアガラの滝みたいに立っていて、陸地がまったく見えず、正直、(家の方は)ダメかと思った。これから漁業だけでなく遊覧観光も行なうので、ぜひ来てほしい。

 

パルシステム東京では、これらかも息の長い被災地への支援活動に取り組みます。

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