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生協からのお知らせ

パルシステム東京は、内閣府に対して、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価に 関する審議結果(案)についての意見書を提出しました。

2012年10月10日

パルシステム東京では、10月10日(水)に、内閣府に対して、食の安心・安全を推進する立場から、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価に 関する審議結果(案)についての意見書を提出しました。

パルシステム東京では、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価は、対策を緩めるための諮問結果としての報告書であることは明らかです。このため以下の3点に絞って意見書を提出します。

  • 1、予防原則
  • 2、BSE対策の改善
  • 3、食の安全

【関連情報】
「BSEリスクに係る評価案」へパブリックコメントを提出 不十分な評価での規制緩和は認められません(パルシステムリンク)

pdf.png意見書


2012年10月10日

内閣府食品安全委員会事務局評価課 御中

生活協同組合パルシステム東京
理事長  吉森 弘子

牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価に関する
審議結果(案)についての意見書

私たち生活協同組合パルシステム東京は『「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした「社会」をつくります』を理念に掲げた約42万人の組合員を擁する生活協同組合です。パルシステムでは生活者(消費者)のくらしと健康を守るために、生産者とともに食べものの安全性にこだわり、産直運動をすすめ、日本の食料自給率向上を目指しています。

牛肉の買い控えが起こるほど大きな社会問題になったBSEは、日本では『①全頭検査②SRM(脳や脊髄などの特定危険部位)除去③飼料規制』の安全対策がとられているために、私たち消費者は安心して食べることができています。特に日本では飼料規制がきちんと行われた事によりBSEの発生リスクが大幅に減少した事は評価しております。しかし、非定型のBSEなどまだまだ不明な事が多い現段階では安易に規制を緩和するべきではないと思います。このような状況で緩和された牛肉を消費者は絶対に食べたくありません。 下記のとおりに意見書を提出します。

- 記 -

  • 1. 非定型BSEに関するリスク評価は合理的でなく、納得できません

    BSEはごく微量の病原体(プリオン)で感染する上、増殖のメカニズムや人への感染性など不明点が多くあります。特に非定型のBSEに関しては不明な事が多く、人への感染の可能性が否定できないとしながらも、人への健康影響は無視できるという判断がなされています。今後もさらなる研究をすすめ消費者に信頼されるリスク評価をおこなってください。

  • 2. 規制緩和はおこなわないでください

    危険部位の除去はBSE対策の基本です。消費者は飼料規制、全頭検査と合わせてSRM除去がなされてい る事により安心して牛肉を食べる事ができています。日本においては飼料規制によりBSEリスクは減少してきていますが、それでもSRM除去の緩和はするべきではありません。ましてや反芻動物以外への給餌が許されているアメリカの飼料規制では、混入の可能性もあり、現実に4月には非定型BSEが発生しています。不完全な現状況でのSRM除去の緩和は絶対にするべきではないと考えます。月齢に関しても、非定型のBSEが解明されていない現在では緩和するべきではありません。

  • 3. 食の安全をTPP参加の引き換えにしないでください

    日本の牛肉は高い基準の対策により安心して食べる事ができています。今回の評価はアメリカの緩い 基準に合わせようとする評価となっており、TPP参加を視野にいれた評価結果と見られても仕方ない内容となっています。今一度消費者が何を求めているのか耳を傾け、独立した評価をする機関としての責任を果たしてください。

以上

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