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生協からのお知らせ

2013年 新年のご挨拶 

2013年01月01日

新しい年を迎えて

あけましておめでとうございます

  昨年は、7月に取り組んだ「平和カンパ」に引き続き、10月の「福島支援カンパ」にも多くの組合員からご協力をいただきました。福島の子どもたちを支援する3つの団体に贈呈させていただきました。改めて、心からの感謝を申し上げます。
  また、2011年8月から1年以上かけて取り組んできた「さようなら原発!1000万署名」をはじめ、脱原発運動や復興支援活動に、多くの人々や団体と共に行動してきた1年でした。市民運動の裾野の広がりに勇気づけられながら、首都圏の真ん中から再稼働反対を叫ぶ声を上げ続けることができました。原発の止まった日本は7月にたった2カ月で終わってしまうなど、思うようにならないこともあることを実感しながらも、あきらめず、今年も心ある人々と共に力強く歩んでいきたいと思います。
  協同組合の強みは、運動と一体となった事業体であることです。再生可能エネルギー中心の社会にシフトしていくために、2011年12月に策定した「エネルギー政策」に基づき、2013年4月からは事業所で使う電気を段階的に再生可能エネルギーに転換していきます。省エネなどの取り組みにより、原発はなくても電気は足りることはすでに証明されています。2012年11月、全国で70番目の新電力(特定規模電気事業者)として経済産業省に登録した子会社「㈱うなかみの大地」と連携しながら、家庭の電力自由化も視野に入れて、生協を通じた再生可能エネルギー供給の可能性を追求していきます。

子どもたちに「生命(いのち)の食卓」を

  食品中の放射能対策については、震災から半年後の2011年9月に、パルシステムでは、生産者と十分話し合いながら、国に先んじて当時の政府の暫定規制値の5分の一を基準にした独自ガイドラインを設定しました。その後、2012年2月には、乳幼児や子どもたちがたくさん食べる食品に配慮した更に低い独自ガイドラインを設定して運用しています。
  2012年4月には、自前のゲルマニウム半導体検出器2台での検査体制が整い、2012年度は年間5000検体の検査をすすめています。2013年度に向けては、積み重ねてきたデータを分析し、放射能を取り込みやすい食品類や検出されやすい地域に重点をしぼった検査、産地の土壌検査、畜産飼料などの検査及び低減策を継続していく予定です。心配される魚の汚染などには、今後も細心の配慮をもって臨みます。
また、「食料自給力の向上」を目的に2008年度から取り組んでいる「パルシステム100万人の食づくり運動」でおすすめしてきた「日本型食生活」は、放射能に負けない食生活を実践していく上でも有効です。味噌などの発酵食品、ミネラルや繊維たっぷりの緑黄色野菜などが、健康づくりには欠かせません。産直と環境、そして食育。生協の真価が問われています。成長期の子どもたちが「安心して口にできる食」を取り戻すために、パルシステムでは引き続き農地の放射能対策にも全力で取り組んでいきます。

災害に強い地域づくり

  昨年12月、練馬センターでは「防災フェスタ」が開催されました。非常時にはセンターを地域の拠点にとの思いから、生協に何ができるかを想定しての取り組みです。倉庫にダンボールを使った避難所を作り、被災地支援のパネル展示や支援グッズの販売、防災用品の紹介、共済や省エネのおすすめなどをしながら、傍では炊き出しをしました。
豚汁作りでは、災害時に備えて購入した大鍋とプロパンガスの使い方を組合員と一緒にマスターし、非常時のアルファ米の炊き込みご飯作りにもチャレンジしました。エコ分野別委員会は太陽熱でのソーラークッキング、近隣産地からは産直野菜の販売、組合員が握った産直米のおにぎりの配布など、センター職員が地域の消防署、医療生協、区の防災課、近隣生産者、組合員、防災用品メーカーなどと連携しての総合防災演習になりました。
  また、子どもたちには、消防着での初期消火体験やポンプ車の見学。大人たちには、医療生協コーナーでは心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方を、区の起震車体験では大きな揺れに対する心構えや身を守るコツを学んでもらいました。災害に強い地域づくりは、人と人のつながりから始まることを考えると、このような地域に根ざした地道な取り組みが、これからの私たちにとってますます重要です。
福祉事業でも、今年は初めてのグループホームに着手します。

私たちは ともに、くらし、つくる、平和なみらいにむけて

  昨年の夏、アメリカ穀倉地帯を襲った干ばつなどでもわかるように、地球規模での環境問題、食料問題、貧困や格差などが、ますます露わになってきます。今年も、食の安全確保を第一にした放射能対策をはじめ、エネルギー政策の具体化や、地域福祉の取り組みなど、未来志向で「事業と運動」を強めていく年にしていきたいと思います。
  2012年の「国際協同組合年」は、共生の社会づくりに向けたスタートの年でした。「生命(いのち)とくらしの安全保障」を標榜する協同組合運動が、平和を願う人々の思いと共にさらに広がることを祈念し、年頭の挨拶といたします。

吉森理事長

2013年 元旦

生活協同組合 パルシステム東京 
  理事長 吉 森 弘 子

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