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生協からのお知らせ

福島支援カンパ金使途中間報告~子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト~

2013年06月18日

子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト

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1.  カンパ金の使途、活動の概要や結果評価について

震災から2年を経て、福島県内での避難地域の解除、避難者の帰還促進と呼応するように、ホールボディカウンター(WBC)での検出数値が低いことを根拠に「安全」だという「専門家」の報告がされ、メディアでも取り上げられています。一方、福島県で実施された甲状腺検査では、10人の子どもが甲状腺がん、あるいはその疑いが濃厚であることが報告され、また南相馬の市立病院の副院長は衆議院震災復興特別委員会で、「脳卒中発症率が65歳以上で約1.4倍、35歳から64歳の壮年層で3.4倍にまで上がっている」ことを報告しています。震災から2年を過ぎて、放射線被曝下の住民の現実は、「復興」の声にかき消されつつありますが、高線量地域に住む住民の不安は、報道がなくなるなかで、むしろ深刻さを増していくのではないかと考えています。

私たち、「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」は、そうした状況の中、「事実を知らせる」ということを軸に、福島県内で活動を続けています。昨年秋以降の活動を報告します。

■ 「放射能の危険性について、基本的な知識や情報を伝える講座」の開講

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交流の場を必要とし、事実を知りたい、というお母さんたちの声に応える小さな学習会活動を開催しています。2013年1月は郡山にて、食品測定所所長と医師を講師に、勉強会を開催。2月にはいわき市で実施された甲状腺モニタリングへの支援参加。3月には、子どもを持つお母さんたちの座談会を開催。座談会・勉強会は各回母親を中心に30人ほどの参加があり、託児も併設しています。これまででは延べ100人程度の参加を得ていると思います。勉強会、座談会は、情報交換の場になるとともに、思っていることを思うままに話せる場、お母さんたちの出会いの場ともなっています。また、2012年12月には東京で健康相談会参加の医師と「チェルノブイリ政府報告書」の勉強会を開くなど「伝えるべき事実」について、コンセンサスを形成していくことも重要だと考えています。

■ 福島県の子どもたちの外遊びの実態についてのアンケート調査

被災地での子どもの運動能力の低下や遊びの少なさが問題になっています。年明けから100名程度の郡山・南相馬(在住者)や、各地の避難者の母親にアンケートを実施。近々、それを集計し、報告する予定です。

■ 『ママレボ』出版活動

放射能の影響や放射線汚染の現実について、医師や研究者などに取材し、12月、3月と発刊しています。甲状腺検査の問題点や、検査の意味、甲状腺におこる症状との向き合い方、放射線被曝の影響について現在明らかにされている実証研究などについて毎号特集を組んで伝えています。

[2012年12月号]

〇インタビュー
  避難する人も、とどまる人も、子どもを守りたい気持ちは同じ(滝田はるなさん)

〇特集1
  海の放射能汚染と、それに向き合う人々

〇特集2
  不信だらけの甲状腺検査 結節の見落とし、あってもいいの?

〇この人に聞く
  岡山博さん(仙台赤十字病院呼吸器内科/東北大学臨床教授)「日本社会に深く広がる“同調圧力”を打ち破れ~医師の間で『放射能』はタブー!?」

〇地域の活動
  那須塩原放射能から子どもを守る会代表  手塚真子さん

〇あなたの町の市民測定所
  荒川区日暮里放射能測定所「にっこり館」 館主・関井守さん

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[2013年3月号]

〇特集
  子どもの被ばく、どんな検査でわかる? ~検査難民にならないために、知っておきたい検査の知識~

〇この人に聞く
  平川秀幸さん(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)「科学」は万能か?~「科学」だけでは解決できない社会の問題をどう考えていくか~

〇保育現場からのレポート
  園児を被ばくから守るために ……他

 

■ 避難、保養などについて情報を伝えていく相談活動

県外で取り組まれている避難・保養支援について、まだまだ情報が行き届いていないという現状のなか、一人ひとりに手渡すつもりで、他団体と協力しながら情報を伝えていく活動を続けています。10月は川俣町で子ども健康相談会・保養相談会を、川俣のお母さんたちのグループ「hand to hand kawamata 」と共催。12月、山形県にて福島からの避難者の二次避難相談の会への協力。2013年1月は三重・四日市で開催された311受入全国会議に参加。2月はいわき、那須塩原で保養相談会の運営協力、4月は311受入全国協議会会議に参加し、今後の避難・保養・疎開について、各地で活動する受け入れ団体と連携しつつ、被災者へ情報を伝えていく活動を続けています。

2.  2013年度活動計画

  • 福島県内在住の座談会・勉強会活動は今後も定期化していく。
  • 県外避難者との勉強会、座談会。
  • 『ママレボ』定期発行が軌道にのっており、勉強会での資料、医療等の情報発信に役立てていく。
  • 東京では、協力してくれる医師との勉強会を不定期に開き、情報の精度を上げ、
        伝えるべき「事実」とは何かについてコンセンサスをつくっていく。
  • 衣類の放射線汚染など、福島の汚染状況の実証研究などを共同で進めていくことを検討中。
  • 3.  パルシステム東京の組合員へのメッセージや抱負など

    震災から2年を過ぎ、被災地では矛盾が固定化させられようとするなかで、ことに子育てをしている方たちの不安は放置されつつあります。人から人へ知識や情報を伝える場、交流することによって支えあえる場は、そうした状況の中で持久力を問われてきていると考えています。私たちの取り組みは地道な活動ですが、ご支援をいただけたことで、持続的な場の設定、実践の中から見えてきた必要性を活動として実現することができる態勢をつくることが可能となっています。今後とも、放射線被曝から逃れるために必要とされる活動を、できるだけ有効な形で展開していきたいと考えています。

    みなさまの温かいご支援に、心より感謝しております。

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    3a!(安全・安心・アクションin郡山)

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    1.  カンパ金の使途、活動の概要や結果評価について

    ■ 座談会やお野菜マルシェ等の拠点確保と自主被曝検査

  • 「県民健康調査」に不満・疑念を抱く多くの母親たちは、『自主被曝検査』を望みます。年に一度定期的・継続的な検査をして、子どもの健康管理を望む声があるにもかかわらず、甲状腺エコー検査と血液検査を自主的に行うには高額過ぎます。
    そこで、『3a!郡山』では2011年3月31日当時18歳だったお子様を持つ会員のご家族に『自主被曝検査』受診補助に活用させていただきました。第1回は今年2月に30人限定として案内しましたが、36人になってしまいました。
    ◎一人当たり費用:18,154円-3,000円(自己負担)=15,154円
  • 月2回の座談会開催や毎週火曜日に行う安心野菜の販売会『お野菜マルシェ』など、日々、放射能にさらされている方々の不安を軽減するための『集いの場』・『憩いの場』の確保のため『3a!郡山』の事務所の家賃に活用させていただきました。
  • 2.  2013年度活動計画

  • 『自主被曝検査』の継続支援
        3a!郡山の会員のお子様の中でもまだまだカバーできていない事や、親自身が被曝の不安を感じているため
        大人たちの自主被曝検査も進めていきたい。その為の金額補助
  • 『保養』の立案・提案・情報の拡散
        子どもの年齢の変化とともにニーズも変わってきている事と経験に基づく情報を提供し、公共性・公平性の高い
        『保養』を提案していきたい。
  • 3.  パルシステム東京の組合員へのメッセージや抱負

    皆様のご理解により多大なるご支援を頂き『3a!郡山』は、毎週火曜日、西日本の安心野菜を販売する『お野菜マルシェ』の開催や座談会、勉強会、講演会の開催など、「心配の尽きないお母さん達」の癒しの場・情報の場として大切な空間を担っているものと自負しております。今後もまだまだ続く不安を少しでも軽減出来るように努力していきたいと思います。今後とも変わらぬご理解・ご支援をお願いするしかありません。

    明るい未来、新しい未来を創る子ども達に私たち大人が胸を張ってバトンを渡すことが出来るその日まで

    どうか、私たちと繋がり続けてください。

    どうか、まだまだ「収束していない福島」を忘れないでください。

    どうか、『子ども達を守る』ことに手を貸してください。

     

    今後とも、よろしくお願い致します。

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