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生協からのお知らせ

パルシステム東京は、遺伝子組み換え作物に反対の立場から、内閣府に対し「除草剤グリホサート耐性セイヨウナタネMON88302系統に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見書」を提出しました。

2013年06月18日

 6月18日(火)、パルシステム東京は内閣府食品安全委員会に対して、NON GMO推進及び、生物多様性確保を推進している立場から、「除草剤グリホサート耐性セイヨウナタネMON88302系統に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見書」を提出しました。

 パルシステム東京では、遺伝子組み換え技術は、【安全性の担保】【隔離ほ場における交雑の危険性(環境影響)】【種子の企業独占】などの問題があり、パルシステムが進める化学肥料や農薬、遺伝子組換え技術などを用いない「有機農業」などに重大な影響を及ぼすものであることから反対しています。

 今回、内閣府から出されたパブリックコメントに対しては、以下の3点について意見を述べています。

  1. 遺伝子組換えの承認プロセスについて
  2. 申請された遺伝子組換えの承認中止について
  3. 多国籍企業による種子の独占(食料支配)の心配があります

PDFはこちらから 意見書


2013年6月18日

内閣府食品安全委員会事務局評価課 御中

生活協同組合パルシステム東京
理事長  野々山 理恵子

除草剤グリホサート耐性セイヨウナタネMON88302系統に係る
食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見書

 私たち生活協同組合パルシステム東京は『「食べもの」「地球環境」「人」を大切にした「社会」をつくります』を理念に掲げ、食の安全と環境を特に大事にしてきた約42万人の組合員を擁する生活協同組合です。商品づくりにおいて遺伝子組換え作物および食品に対しては以下の3点を基本方針としています。

  1. 遺伝子組換え技術で生産された作物およびそれを主原料として使用された食品は原則として取り扱いません。
  2. 一部多国籍企業による種子独占に反対し、日本の種子と農業技術を大切にする運動を広げます。
  3. 消費者が選択できるようすべての遺伝子組換え作物・食品の表示義務化、トレーサビリティーの保証を日本政府に要請し、運動取り組みをすすめます。
 現在、政府がTPP参加表明にしたことにより、安全性が確認されていない遺伝子組換え食品の増加や表示義務化撤廃の懸念など食の安全に関して不安が増大するばかりです。
 審査結果に基づいてヒトの健康を損なうおそれはないとの評価結果ですが、下記の3点の理由から審査結果の承認を見送るよう強く求めます。  

  1. 遺伝子組換えの承認プロセスについて
    募集要項に『非組換えセイヨウナタネと比較して新たに安全性を損なうおそれのある要因は認められなかった』ので、『安全である』とも受け取れる一文がありますが、安全性は第三者機関がテストした結果に基づき判断すべきですが、現在は承認を求める企業自身がテストをしています。またその安全性をテストする期間も90日という、健康への影響が全くわからない状況であまりにも短期間すぎます。最近はアレルギーや慢性疾患の割合が増加しているということですが、遺伝子組換え食品がその原因のひとつである可能性も否定できません。また2012年9月にフランスで・カーン大学の研究チームが行なった動物実験で、ラットに起きた異常が明らかになっています。未来を引き継ぐ子どもたちのためにも、第三者機関による長期テストの実施を要望します。
  2. 申請された遺伝子組換えの承認中止について
    チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グリホサード耐性トウモロコシの害虫抵抗性については、ブラジルのバイア州で益虫を滅ぼしてしまったために害虫が発生したとか、また除草剤アリルオキシアルカノエートはベトナム戦争で使われた除草剤で、アメリカでは枯れ葉剤遺伝子組換えとして大きな反対運動が起き、未だに承認されていないということです。EU(欧州連合)では遺伝子組み換え作物の承認手続きを2014年末まで凍結することを決定しました。EUや中国でも承認をすすめていない世界的な流れの中で、なぜ日本だけが拙速に承認しなければいけないのか。安全性が確認されるまで遺伝子組換えの承認を中止してください。
  3. 多国籍企業による種子の独占(食料支配)の心配があります
    遺伝子組み換え作物の種子は一代限りの物で、除草剤とセットで販売されます。この仕組みは世界シェア70%と指摘されている多国籍企業(巨大バイオ企業)による独占に繋がっています。日本の種子を海外の企業に独占されると、食の安全だけでなく食糧の安定供給も担保できず将来の日本の農業を守る事が出来ません。種子の独占を推進する仕組みには断固反対します。

以上

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