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【イベントレポート】里山の新たな楽しみ方を発掘!「里山なかまプレ体験会」を開催しました。

2019年11月05日

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10月14日(月・祝)、パルシステム東京は「いなぎめぐみの里山」にて「里山なかまプレ体験会」を実施しました。
2004年の開設以来、数々の農体験を運営いただいているNPO法人いなぎ里山グリーンワークの川島代表から、里山の特徴や希少な価値を学んだほか、竹の伐採と道づくり企画などでお馴染みの認定NPO法人JUON(樹恩) NETWORKの岩下さんといっしょに森歩きをしながら、里山の新しい利用についてアイディアを膨らませました。

 

あいにくの雨風、ピザ窯の火起こしは大丈夫?

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 長野県はじめ関東一帯で甚大な被害をもたらした台風19号が通り過ぎた2日目の朝。シトシトと雨が降りしきる中、里山名物のさつまいも掘り体験が行われる畑の隣で、「里山なかまプレ体験会」のためのピザ窯の準備が始まっていました。事務局職員が雨風に苦戦していたところ、ふらっと登場して丸めた新聞紙1枚と、近くにあった廃材であっという間に火を起こしてくださったのが川島 實(みのる)さん。

「はじめは火が付きやすいスギやヒノキのような針葉樹の薪を使わなきゃ。こっちの落葉樹の薪ってのは燃えにくい分、火持ちがよいんだ」とやさしく指導してくださる川島さん。里山のむかしと今、管理や利活用のための知恵を授けてくれる里山の達人です。

 

生活のために作り上げた山、それが二次林=「里山」

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参加者が揃ったところで、川島さんから稲城の土壌、山、畑の特徴などをお聞きしました。「いなぎの土の半分は箱根火山や富士山、赤城山の火山灰による『関東ローム層』で、もう半分は多摩川が運んだ『沖積土』。稲城特産の梨は平地の沖積土での生産が向いていて、ここ里山のローム層の土ではリンが効きにくくて、果物は美味しくならないんだ。でもここの畑は腐葉土まじりで黒いだろ?里芋やさつまいもといった根菜類は本当に良いのが獲れるよ」

昭和35年頃を境に石油利用が進んだことで放置されてきたという里山。「先人たちが自分たちの生活のために作り上げてきた里山なのに、木材資源を使わなくなったからとほったらかしにしておけば、台風で折れたり、倒れたりと人災につながってしまう」と川島さんは懸念しています。「ここらでは国蝶のオオムラサキも見られたんだよ。そんな里山の自然を活かして『里山の新しい利用』を、これから皆さんに考えていってほしい」と話しました。

 

森を歩きながら里山での楽しい過ごし方をデザイン

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次のプログラムはいよいよ岩下さんにガイドをいただきながら皆でいっしょに森歩き。パルシステム東京が土地を所有している部分が印刷された地図とバインダーを手に、①発見したもの、②考えたアイディア、③エリアやスポットの名前候補などをそれぞれ付箋メモに書きこんでいきます。「あの大きな幹にロープをかけてブランコにできないかな?」「こっちとあっちをつないでハンモックもできるかも?」などとさっそく夢が膨らんでいます。

切り株の端から枝が伸びて葉が茂っている木の前で、「萌芽(ほうが)更新」について岩下さんから解説がありました。「実(種)から生えてくる実生の苗に比べて、切り株から出てくるひこばえは、根をそのまま使えるので成長が早いんです。里山では残す木と使うために切る木を計画的に決めて管理していくことが大事ですね」 さらに、たとえ切り時の木でも、切ったまま放置されることがないよう、必ず事前に使い道を決めてから切り出すのが川島さんの里山流儀。「ベンチを作りたい」「しいたけのホダ木にできる?」など、ここでも里山なかまの発想が活きてきます。

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この後、タケノコ収穫体験ができる竹林ゾーンでの道づくりや、皆伐後の植生なども見学しました。「あっ、タヌキですねー」「エッ?どこどこ」「ほら、麓のあの辺り。おー、こっちの様子を見ていましたね」「初めて見たー♪」なんていうサプライズもあり、里山アクティビティの醍醐味も感じられました。

 

熱々ピザを頬張って、里山なかまとのアツい作戦会議

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ピザ窯のある小屋まで戻った後は、あらかじめ下処理された具材を思い思いにトッピングして「satoyama pizza capricciosa(里山気まぐれピザ)」作り。焼き窯に入れて2分もかからないうちにチーズはトロトロで香ばしい焦げ目の焼き具合になります。グリーンワークの吉井さんも加わって、今回は特別に焼き芋をお裾分けしてもらっちゃいました。焼き芋にする芋は掘りたてよりも少し寝かしたものを使っています。

さて、お腹もすっかり満たされたところで(雨風はどんどん強くなるばかりでしたが)、岩下さんのコーディネートでみんなの発見やアイディアをマッピングしていきます。「なんとなく、食べたりのんびりしたくなるゾーンや、ブランコやハンモックでぶらさがりたいゾーン、竹道でつながっていくエリアなど、やりたい方向性が見えてきた感じでしょうか。そんな特徴を踏まえて場所や道などに愛称を付けていくことで、これからの里山の利活用を愛着を持って進めていきたいですね」(岩下さん)

 

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【お問い合わせ先】

 パルシステム東京 組織部 地域支援課
  メール:paltokyo-chiiki@pal.or.jp


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