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【開催報告】身近な貧困| いま私たちに何ができるか|身近な貧困Ⅲ「子ども・女性・若者・高齢者・・・身近に潜む私たちの問題~」

2016年02月09日

1月26日(火)、パルシステム東京は生活サポート生協・東京と共催で「身近な貧困Ⅲ子ども・女性・若者・高齢者・・・身近に潜む私たちの問題」を開催しました。(参加者73人)

身近な貧困1

貧困の問題を取り巻く社会状況・これからの地域での取り組み方の提案

はじめに弁護士で新宿区議会議員の三雲 崇正氏から「日本の貧困層の拡大」「行政による貧困対策事業」「これからの地域の取り組み」について、表とデータを使って報告がありました。

身近な貧困Ⅲ

「日本の貧困層の拡大」

日本では2000年から相対的貧困率(貧困線を下回る等価可処分所得しか得ていない人の割合)が年々増加傾向にあること、世帯主が30歳未満と65歳以上の世帯に相対的貧困世帯が多いこと、などを伺いました。

また、単身世帯と一人親世帯も相対的貧困率が多いこと、母子家庭の親は就業率が80%以上にも関わらず非正規雇用が50%近いことなどから、母子家庭の方が経済的苦境に陥りやすい傾向にあるということでした。

「貧困対策」

子どもの貧困対策を総合的に推進する法律が施行され、行政による貧困対策事業が進められている一方で、民間団体による事業では、場所の確保や運営費の捻出、支援が必要な子どもが見えにくく、そうしたマッチングが難しいという現状があることなどが指摘されました。

そうした問題を抱える中で、パルシステム東京本部のある新宿区では区内の特徴や実態把握を行い、家庭支援として「学習支援」「子どもの居場所づくり」事業を行っているとのことでした。

 

地域を変える 子どもが変わる 未来を変える

次に「NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」理事長の栗林 知絵子氏から、プレーパーク、子ども食堂の運営から実例も含めた報告がありました。

身近な貧困3-3

“おせっかい”がきっかけで、「地域の子どもを地域で見守り支える」活動の緩やかなネットワークが広がり、みんなで一緒に夕食を食べる「子ども食堂」が生まれた、という経緯に、参加者は真剣に耳を傾けました。

身近な貧困3-4

子どもの責任ではない問題で、困っている子どもがいる

三雲氏と栗林氏の対談では、「子どもの責任ではない問題で、困っている子どもがいること」「制度と制度の狭間で生きている子どもがいること」を知り、私たちがどんなことをしたらいいのかを考えました。

参加者アンケートより

学習会終了後のアンケートでは、
「三雲先生の行政から見た貧困問題のアプローチ等が非常に良く理解できました。国のサポートが抜けている部分をいかに我々が埋めていくか。地域づくりから運動へどう進むかを改めて考えました。」
「栗林さんの経験に基づいたお話が大変感動的で自分も一歩を踏み出そうという気持ちがわきました。なかなかできないことを普通の感覚でやっていらっしゃることがすごいと思いました。」
「テレビ・新聞などでも(貧困問題が)よく話題になりますが、まわりでは良く見えていませんでした。実態や取り組みがよくわかりました。」
などの感想が寄せられました。

生活サポート生協・東京のホームページに、詳しい開催報告があります。「相対的貧困率」などの用語も詳しく解説しています。

 1/26第3回 学習会「身近な貧困」

11/30第2回 学習会「身近な貧困」

10/24第1回 学習会「身近な貧困」

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